第1号 | 2002 | 藤村宣之 太田慶司 | 50巻1号 (2002) | 算数授業は児童の方略をどのように変化させるか - 数学的概念に関する方略変化のプロセス - |
第2号 | 2002 | 湯澤正通 山本泰昌 | 50巻3号 (2002) | 理科と数学の関連づけ方の異なる授業が中学生の学習に及ぼす効果 |
第3号 | 2003 | 尾崎康子 | 51巻1号 (2003) | 愛着と気質が母子分離に及ぼす影響 -2,3歳児集団の継続的観察による検討- |
第4号 | 2003 | 田村節子 石隈利紀 | 51巻3号 (2003) | 教師・保護者・スクールカウンセラーによるコア援助チームの形成と展開 -援助者としての保護者に焦点をあてて- |
第5号 | 2003 | 本間友巳 | 51巻4号 (2003) | 中学生におけるいじめの停止に関連する要因といじめ加害者への対応 |
第6号 | 2004 | 麻柄啓一 進藤聡彦 | 52巻3号 (2004) | 「象徴事例」概念の提案と歴史学習に及ぼす象徴事例の効果の検討 |
第7号 | 2004 | 植木理恵 | 52巻3号 (2004) | 自己モニタリング方略の定着にはどのような指導が必要か -学習観と方略知識に着目して- |
第8号 | 2004 | 高垣マユミ 中島朋紀 | 52巻4号 (2004) | 理科授業の協同学習における発話事例の解釈的分析 |
第9号 | 2005 | 岸野麻衣 無藤 隆 | 53巻1号 (2005) | 授業進行から外れた子どもの発話への教師の対応 -小学校2年生の算数と国語の一斉授業における教室談話の分析 |
第10号 | 2005 | 村山 航 及川 恵 | 53巻2号 (2005) | 回避的な自己制御方略は本当に非適応的なのか |
第11号 | 2005 | 瀬尾美紀子 | 53巻4号 (2005) | 数学の問題解決における質問生成と援助要請の促進-つまずき明確化方略の教授効- |
第12号 | 2005 | 永作 稔 新井邦二郎 | 53巻4号 (2005) | 自律的高校進学動機と学校適応・不適応に関する短期縦断的検討 |
第13号 | 2006 | 田島充士 茂呂雄二 | 54巻1号 (2006) | 科学的概念と日常経験知間の矛盾を解消するための対話を通した概念理解の検討 |
第14号 | 2006 | 川井栄治 吉田寿夫 宮元博章 山中一英 | 54巻1号 (2006) | セルフ・エスティームの低下を防ぐための授業の効果に関する研究 ―ネガティブな事象に対する自己否定的な認知への反駁の促進― |
第15号 | 2006 | 香川秀太 茂呂雄二 | 54巻3号 (2006) | 看護学生の状況間移動に伴う「異なる時間の流れ」の経験と生成 ―校内学習から院内実習への移動と学習過程の状況論的分析― |
第16号 | 2006 | 浜谷直人 | 54巻3号 (2006) | 小学校通常学級における巡回相談による軽度発達障害児等の教育実践への支援モデル |
第17号 | 2007 | 松尾 剛 丸野俊一 | 55巻1号 (2007) | 子どもが主体的に考え,学び合う授業を熟練教師はいかに実現しているか ― 話し合いを支えるグラウンド・ルールの共有過程の分析を通じて ― |
第18号 | 2007 | 清河幸子 伊澤太郎 植田一博 | 55巻2号 (2007) | 洞察問題解決に試行と他者観察の交替が及ぼす影響の検討 |
第19号 | 2008 | 髙橋雄介 岡田謙介 星野崇宏 安梅勅江 | 56巻1号 (2008) | 就学前児の社会的スキル― コホート研究による因子構造の安定性と予測的妥当性の検討 ― |
第20号 | 2008 | 高垣マユミ 田爪宏二 降旗節夫 櫻井 修 | 56巻1号 (2008) | コンフリクトマップを用いた教授方略の効果とそのプロセス― 実験・観察の提示による波動の概念学習の事例的検討 ― |
第21号 | 2008 | 鈴川由美 豊田秀樹 川端一光 | 56巻2号 (2008) | わが国の数学教育は数学を日常の中で活用する能力を重視しているか― PISA2003年調査のDIFによる分析 ― |
第22号 | 2009 | 加藤弘通 大久保智生 | 57巻4号 (2009) | 学校の荒れの収束過程と生徒指導の変化 ― 二者関係から三者関係に基づく指導へ ― |
第23号 | 2010 | 橘 春菜 藤村宣之 | 58巻1号 (2010) | 高校生のペアでの協同解決を通じた知識統合過程―知識を相互構築する相手としての他者の役割に着目して― |
第24号 | 2010 | 坂本美紀 山口悦司 稲垣成哲 大島 純 大島律子 村山 功 中山 迅 竹中真希子 山本智一 藤本雅司 橘 早苗 | 58巻1号 (2010) | 知識構築型アーギュメントの獲得―小学生を対象とした科学技術問題に関するカリキュラムの開発と改善を通して― |
第25号 | 2010 | 湯澤正通 湯澤美紀 関口道彦 李 思嫻 齊藤 智 | 58巻4号 (2010) | 英語の多感覚音韻認識プログラムが日本人幼児の英語音韻習得に及ぼす効果 |
第26号 | 2011 | 河崎美保 白水 始 | 59巻1号 (2011) | 算数文章題の解法学習に対する複数解法説明活動の効果―混み具合比較課題を用いて― |
第27号 | 2011 | 宇佐美 慧 名越斉子 肥田野 直 菊池けい子 斉藤佐和子 服部由起子 松田祥子 | 59巻3号 (2011) | 社会適応スキル検査の作成の試み―検査の信頼性・妥当性・臨床的有用性の検討― |
第28号 | 2012 | 小林敬一 | 60巻2号 (2012) | 大学生による書かれた論争への参加―テキスト間関係の理解が果たす役割― |
第29号 | 2012 | 鈴木雅之 | 60巻3号 (2012) | 教師のテスト運用方法と学習者のテスト観の関連―インフォームドアセスメントとテスト内容に着目して― |
第30号 | 2012 | 奈田哲也 堀 憲一郎 丸野俊一 | 60巻3号 (2012) | 他者とのコラボレーションによる課題活動に対するポジティブ感情が知の協同構成過程に与える影響 |
第31号 | 2013 | 吉田寿夫 村山 航 | 61巻1号 (2013) | なぜ学習者は専門家が学習に有効だと考えている方略を必ずしも使用しないのか―各学習者内での方略間変動に着目した検討― |
第32号 | 2014 | 藤 桂 吉田富二雄 | 62巻1号 (2014) | ネットいじめ被害者における相談行動の抑制—脅威認知の観点から— |
第33号 | 2014 | 町 岳 中谷素之 | 62巻4号 (2014) | 算数グループ学習における相互教授法の介入効果とそのプロセス—向社会的目標との交互作用の検討— |
第34号 | 2015 | 酒井 渉 野口裕之 | 63巻2号 (2015) | 大学生を対象として精神的健康度調査の共通尺度化による比較検討 |
第35号 | 2015 | 鈴木雅之 西村多久磨 孫 媛 | 63巻4号 (2015) | 中学生の学習動機づけの変化とテスト観の関係 |
第36号 | 2016 | 小田切 歩 | 64巻4号 (2016) | 高校の数学授業での協同学習における個人の説明構築による理解深化メカニズム―数列と関数の関連づけに着目して― |
第37号 | 2016 | 鹿毛雅治 藤本和久 大島 崇 | 64巻4号 (2016) | 「当事者型授業研究」の実践と評価 |
第38号 | 2016 | 庭山和貴 松見淳子 | 64巻4号 (2016) | 自己記録手続きを用いた教師の言語賞賛の増加が児童の授業参加行動に及ぼす効果―担任教師によるクラスワイドな“褒めること”の効果― |
第39号 | 2017 | 伊藤大幸 浜田 恵 村山恭朗 髙栁伸哉 野村和代 明翫光宣 辻井正次 | 65巻4号 (2017) | クラスサイズと学業成績および情緒的・行動的問題の因果関係――自然実験デザインとマルチレベルモデルによる検証―― |
第40号 | 2018 | 外山美樹 長峯聖人 湯 立 黒住 嶺 三和秀平 相川 充 | 66巻4号 (2018) | 制御焦点がパフォーマンスに及ぼす影響――学習性無力感パラダイムを用いた実験的検討―― |
第41号 | 2019 | 森田愛子 髙橋麻衣子 | 67巻1号 (2019) | 音声化と内声化が文章の理解や眼球運動に及ぼす影響 |
第42号 | 2019 | 住田裕子 森 敏昭 | 67巻1号 (2019) | 算数の協同的問題解決場面において児童の深い概念理解を促す効果的な相互作用プロセスの検討 |
第43号 | 2020 | 尾之上高哉 井口 豊 | 68巻2号 (2020) | ブロック練習と交互練習の単独効果と複合効果の比較検討 ―学習内容の定着度,及び,確信度判断の正確性に着目して― |
第44号 | 2020 | 山田洋平 小泉令三 | 68巻2号 (2020) | 幼児を対象とした社会性と情動の学習(SEL-8N)プログラムの効果 |
第45号 | 2021 | 佐藤誠子 工藤与志文 | 69巻2号 (2021) | 概念変化はなぜ生じにくいのか ――仮説的判断を阻害する要因としての自己完結的推論―― |
第46号 | 2022 | 加藤良則 庄司一子 | 70巻2号(2022) | 「生と死の教育」におけるTeachable Moment Processの検討 ――「いのち」に対する児童生徒の認識と教師の対応の検証を通して―― |
第47号 | 2022 | 杉本明子 | 70巻4号(2022) | 日本語ディスレクシア児の書字障害に関する研究 ――尺度構成ならびに認知障害とサブタイプの検討―― |
第48号 | 2023 | 高柳伸哉 伊藤大幸 浜田 恵 明翫光宜 中島卓裕 村山恭朗 辻井正次 | 71巻1号(2023) | 中学3年時における自傷行為の発生に至る軌跡の検証 |