第1号 | 1965 | 北尾倫彦 | 13巻3号(1965) | 児童の言語記憶におよぼす文章化経験の効果について |
第2号 | 1966 | 岩井勇児 | 14巻1号 14巻4号 (1966) | 性格検査項目の反応の変動性に関する研究Ⅱ-項目の内容とあいまい性指標について- 性格検査項目の反応の変動性に関する研究Ⅲ-項目の困難度とあいまい性指標- |
第3号 | 1967 | 柳井晴夫 | 15巻3号(1967) | 適性診断における診断方式の検討:Ⅰ-多重判別関数と因子分析による大学の9つの系への適性診断- |
第4号 | 1968 | 稲垣佳世子 波多野誼余夫 | 16巻4号(1968) | 認知的観察における内発的動機づけ |
第5号 | 1970 | 天野 清 | 18巻2号(1970) | 語の音韻構造の分析行為の形成とかな文字の読みの学習 |
第6号 | 1972 | 須賀哲夫 大竹信子 | 20巻4号(1972) | 書記指令行動について-事例研究- |
第7号 | 1972 | 梶田正巳 | 20巻3号(1972) | 弁別移行学習における媒介過程の実験的研究 |
第8号 | 1973 | 天岩静子 | 21巻1号(1973) | Piagetにおける保存の概念に関する研究 |
第9号 | 1974 | 岩田純一 | 22巻1号(1974) | 子どもにおける空間表象の変換に及ぼす感覚-運動的手がかりの効果 |
第10号 | 1975 | 新井邦二郎 | 23巻1号(1975) | 長さ,重さ,液量における単位の同一性概念 |
第11号 | 1975 | 臼井 博 | 23巻1号(1975) | 認知スタイル(Reflection-Impulsivity)に関する心理学的研究:Ⅰ-視覚的探索ストラテジーの分析- |
第12号 | 1975 | 内田伸子 | 23巻2号(1975) | 幼児における物語の記憶と理解におよぼす外言化・内言化経験の効果 |
第13号 | 1976 | 柴田幸一 | 24巻2号(1976) | 弁別移行学習における媒介過程の発達的研究-Piaget型発達理論との関連によるKendler仮説の検討- |
第14号 | 1977 | 森谷寛之 | 25巻1号(1977) | 同音多義語連想に関する臨床的研究 |
第15号 | 1979 | 中垣 啓 | 27巻2号(1979) | 組合せ操作の発達的研究 |
第16号 | 1981 | 速水敏彦 | 29巻4号(1981) | 学業不振児の原因帰属-ケース評定尺度によるアプローチ |
第17号 | 1982 | 古城和敬 天根哲治 相川 充 | 30巻2号(1982) | 教師期待が学業成績の原因帰属に及ぼす影響 |
第18号 | 1983 | 樋口 一辰 鎌原雅彦 大塚雄作 | 31巻1号(1983) | 児童の学業達成に関する原因帰属モデルの検討 |
第19号 | 1983 | 佐々木 正人 渡辺 章 | 31巻4号(1983) | 「空書」行動の出現と機能-表象の運動感覚的な成分について- |
第20号 | 1984 | 桜井茂男 | 32巻4号(1984) | 内発的動機づけに及ぼす言語的報酬と物質的報酬の影響の比較 |
第21号 | 1987 | 小野瀬雅人 | 35巻1号(1987) | 幼児・児童におけるなぞり及び視写の練習が書字技能の習得に及ぼす効果 |
第22号 | 1987 | 岡田 猛 | 35巻1号(1987) | 問題解決過程の評価に関する発達的研究 |
第23号 | 1987 | 浜谷直人 | 35巻4号(1987) | 幼児期の行動の計画化の発達-ゆるやかな構造の問題解決過程の分析- |
第24号 | 1988 | 秋田喜代美 | 36巻4号(1988) | 質問作りが説明文の理解に及ぼす効果 |
第25号 | 1988 | 湯澤正通 | 36巻4号(1988) | 問題状況の意味の理解と推論スキーマ |
第26号 | 1990 | 吉川昌子 | 38巻3号(1990) | 年少児における動作スキルと課題理解の関係性 |
第27号 | 1990 | 奈須正裕 | 38巻1号(1990) | 学業達成場面における原因帰属,感情,学習行動の関係 |
第28号 | 1991 | 針生悦子 | 39巻1号(1991) | 幼児における事物名解釈方略の発達的検討-相互排他性と文脈の利用をめぐって- |
第29号 | 1991 | 山本登志哉 | 39巻2号(1991) | 幼児期に於ける『先占の尊重』原則の形成とその機能-所有の個体発生をめぐって- |
第30号 | 1992 | 藤村宣之 | 40巻3号(1992) | 児童の比例的推理に関する発達的研究 |
第31号 | 1992 | 柴山 直 | 40巻3号(1992) | 欠測値を含む多変量データのための主成分分析的方法 |
第32号 | 1993 | 鹿毛雅治 | 41巻4号(1993) | 到達度評価が児童の内発的動機づけに及ぼす効果 |
第33号 | 1993 | 青木みのり | 41巻1号(1993) | 二重拘束的コミュニケーションが情報処理および情動に与える影響 |
第34号 | 1994 | 別府 哲 | 42巻2号(1994) | 話し言葉をもたない自閉性障害幼児における特定の相手の形成の発達 |
第35号 | 1994 | 佐藤有耕 | 42巻3号(1994) | 青年期における自己嫌悪感の発達的変化 |
第36号 | 1995 | 中島伸子 | 43巻2号(1995) | 「観察によって得た知識」と「科学的情報から得た知識」をいかに関連づけるか-地球の形の概念の場合- |
第37号 | 1995 | 平 直樹 | 43巻2号(1995) | 物語作成課題に基づく作文能力評価の分析 |
第38号 | 1996 | 土屋隆裕 | 44巻1号(1996) | 2つの質的変数群において関連する変数を見出すための探索的等質性分析 |
第39号 | 1996 | 中谷素之 | 44巻4号(1996) | 児童の社会的責任目標が学業達成に影響を及ぼすプロセス |
第40号 | 1997 | 工藤与志文 | 45巻1号(1997) | 文章読解における「信念依存型誤読」の生起に及ぼすルール教示の効果-科学領域に関する説明文を用いて- |
第41号 | 1998 | 岩槻恵子 | 46巻2号(1998) | 説明文理解における要点を表わす図表の役割 |
第42号 | 1998 | 上原 泉 | 46巻3号(1998) | 再認が可能になる時期とエピソード報告開始時期の関係-縦断的調査による事例報告- |
第43号 | 1999 | 江尻桂子 | 47巻1号(1999) | ろう児と健聴児の比較からみた前言語期の乳児の音声と身体運動の同期現象 |
第44号 | 1999 | 深谷優子 | 47巻1号(1999) | 局所的な連接性を修正した歴史テキストが学習に及ぼす影響 |
第45号 | 1999 | 杉浦義典 | 47巻2号(1999) | 心配の問題解決志向性と制御困難性の関連 |
第46号 | 2000 | 安田朝子 佐藤 徳 | 48巻2号(2000) | 非現実的な楽観傾向は本当に適応的といえるか-「抑圧型」における楽観傾向の問題点について- |
第47号 | 2000 | 清水由紀 | 48巻3号(2000) | 幼児における特性推論の発達-特性・動機・行動の因果関係の理解- |
第48号 | 2000 | 植木理恵 | 48巻4号(2000) | 学習障害児に対する動機づけ介入と計算スキルの教授-相互モデリングによる個別学習指導を通して- |
第49号 | 2001 | 岩男卓実 | 49巻1号(2001) | 文章生成における階層的概念地図作成の効果 |
第50号 | 2001 | 梶井芳明 | 49巻4号(2001) | 児童の作文はどのように評価されるのか? ―評価項目の妥当性・信頼性の検討と教員の評価観の解明― |
第51号 | 2002 | 林 創 | 50巻1号(2002) | 児童期における再帰的な心的状態の理解 |
第52号 | 2002 | 犬塚美輪 | 50巻2号(2002) | 説明文における読解方略の構造 |
第53号 | 2003 | 村山 航 | 51巻1号(2003) | テスト形式が学習方略に与える影響 |
第54号 | 2004 | 水野将樹 | 52巻2号(2004) | 青年は信頼できる友人との関係をどのように捉えているのか-グラウンデッド・セオリー・アプローチによる仮説モデルの生成- |
第55号 | 2004 | 原田杏子 | 52巻3号(2004) | 専門的相談はどのように遂行されるか-法律相談を題材とした質的研究 |
第56号 | 2005 | 及川昌典 | 53巻1号(2005) | 知能観が非意識的な目標追求に及ぼす影響 |
第57号 | 2005 | 垣花真一郎 | 53巻2号(2005) | 濁音文字習得における類推の役割 |
第58号 | 2006 | 加藤弘通 大久保智生 | 54巻1号(2006) | 〈問題行動〉をする生徒および学校生活に対する生徒の評価と学級の荒れとの関係―〈困難学級〉と〈通常学級〉の比較から― |
第59号 | 2006 | 瀬戸瑠夏 | 54巻2号(2006) | オープンルームにおけるスクールカウンセリングルームという場の構造―フィールドワークによる機能モデルの生成― |
第60号 | 2006 | 萩原康仁 大内善広 | 54巻4号(2006) | 通信簿の評定結果の納得感に及ぼす指導と評価に関する教師の取組みの効果 |
第61号 | 2007 | 小林寛子 | 55巻1号(2007) | 協同的発見活動における「仮説評価スキーマ」教示の効果 |
第62号 | 2008 | 篠ヶ谷圭太 | 56巻2号(2008) | 予習が授業理解に与える影響とそのプロセスの検討― 学習観の個人差に注目して ― |
第63号 | 2008 | 田島充士 | 56巻3号(2008) | 再声化介入が概念理解の達成を促進する効果― バフチン理論の視点から ― |
第64号 | 2009 | 小山義徳 | 57巻1号(2009) | 英単語学習方略が英語の文法・語法上のエラー生起に与える影響の検討 |
第65号 | 2009 | 須藤邦彦 | 57巻3号(2009) | 自閉性障害児における他者の作業効率の推測と援助行動の形成― 制限時間のある作業課題を用いた条件性弁別の検討 ― |
第66号 | 2009 | 一柳智紀 | 57巻3号(2009) | 教師のリヴォイシングの相違が児童の聴くという行為と学習に与える影響 |
第67号 | 2010 | 植阪友理 | 58巻1号(2010) | 学習方略は教科間でいかに転移するか―「教訓帰納」の自発的な利用を促す事例研究から― |
第68号 | 2010 | 宇佐美 慧 | 58巻2号(2010) | 採点者側と受験者側のバイアス要因の影響を同時に評価する多値型項目反応モデル― MCMCアルゴリズムに基づく推定 ― |
第69号 | 2011 | 鈴木雅之 | 59巻2号(2011) | ルーブリックの提示による評価基準・評価目的の教示が学習者に及ぼす影響―テスト観・動機づけ・学習方略に着目して― |
第70号 | 2011 | 深谷達史 | 59巻3号(2011) | 科学的概念の学習における自己説明訓練の効果―SBF理論に基づく介入― |
第71号 | 2012 | 三輪聡子 | 60巻3号(2012) | 道徳授業における児童の勤労観形成にアナロジー推論が与える影響 |
第72号 | 2012 | 小田切 歩 | 60巻4号(2012) | 数学授業における協同過程が高校生の指数関数的変化についての理解に及ぼす効果とそのプロセス |
第73号 | 2013 | 鈴木 豪 | 61巻1号(2013) | 小・中学生の学習観とその学年間の差異―学校移行期の変化および学習方略との関連― |
第74号 | 2013 | 高橋麻衣子 | 61巻1号(2013) | 人はなぜ音読をするのか―読み能力の発達における音読の役割― |
第75号 | 2014 | 後藤由佳 | 62巻1号(2014) | 英語語彙の意味範囲に関する不十分な理解とその修正 |
第76号 | 2015 | 小野田亮介 | 63巻2号(2015) | 児童の意見文産出におけるマイサイドバイアスの低減―目標提示に伴う方略提示と役割付与の効果に着目して― |
第77号 | 2016 | 柳岡開地 | 64巻3号(2016) | 場面変更に伴うスクリプトの柔軟な利用の発達的変化―実行機能の影響の検討― |
第78号 | 2016 | 利根川明子 | 64巻4号(2016) | 教室における児童の感情表出と学級適応感の関連 |
第79号 | 2017 | 山路 茜 | 65巻3号(2017) | 中学校の数学授業における一生徒の文字式理解プロセスの質的研究 ――聴くことと援助要請に着目して―― |
第80号 | 2017 | 丹治敬之 横田朋子 | 65巻4号(2017) | 自閉症スペクトラム障害児に対する作文の自己調整方略学習(SRSD)モデルを用いた小集団介入 |
第81号 | 2018 | 高本真寛 古村健太郎 | 66巻1号(2018) | 大学生におけるアルバイト就労と精神的健康および修学との関連 |
第82号 | 2019 | 楠見友輔 | 67巻4号(2019) | ダウン症児の文章理解の学習――社会文化的アプローチによる一生徒の学習過程の分析から―― |
第83号 | 2020 | 山田真世 | 68巻1号(2020) | 幼児における絵の表現調整の発達――他者とのミスコミュニケーション場面での検討―― |
第84号 | 2020 | 庭山和貴 | 68巻1号(2020) | 中学校における教師の言語賞賛の増加が生徒指導上の問題発生率に及ぼす効果――学年規模のポジティブ行動支援による問題行動予防―― |
第85号 | 2020 | 澁谷拓巳 | 68巻4号(2020) | 連続反応を対象とするベータ反応モデルの拡張とEMアルゴリズムによる母数推定 |
第86号 | 2021 | 太田絵梨子 | 69巻2号(2021) | 数学の概念的理解を評価するテストの提案と実践的検討 ――高校生のつまずきの実態と教師の認識に着目して―― |
第87号 | 2021 | 内田奈緒 | 69巻4号(2021) | 中高の英語学習における語彙学習方略 ――方略使用・有効性と規定要因に関する発達的差異の検討―― |
第88号 | 2021 | 芦田祐佳 | 69巻4号(2021) | 仲間のネガティブな情動を帯びた言動に対する低学年児童の対応 ――児童の情動コンピテンスと学習活動の種類による差異に着目して―― |
第89号 | 2022 | 石本啓一郎 | 70巻3号(2022) | 幼児のインスクリプションが記憶を媒介する条件は何か ――文字獲得以前の線画や絵画に注目して―― |
第90号 | 2023 | 浜名真以 分寺杏介 | 71巻1号(2023) | 項目反応理論を用いた幼児および小学校低学年用短縮版感情語彙尺度の開発 |
第91号 | 2023 | 柴 里実 | 71巻4号(2023) | 問題解決の失敗場面における学びの質とその後の問題解決との関連の検討 ――定期テスト後の教訓帰納方略の利用に着目して―― |